FACTORY900 RETRO(ファクトリー900 レトロ)幻の品番?「RF-036」

おはようございます、店長です。

日を追うごとに人の出が多くなっている原宿・表参道エリア。体感的には昨年の12月よりも多くの人で賑わっているような気がします。
ちなみにTOKYO BAEはこの数ヶ月、オープン直後より遅い時間帯の方がお客様の来店頻度が高くなりました。ご来店をご検討のみなさん、この時期はイルミネーションの影響もあり、日没から人の出も多くなるため人混みを避けるのであれば比較的早い時間帯がおすすめです。

さて、今日のスタッフブログはこちらのご紹介です。


「RF-036」

こちらの品番を聞いて、ピンとくる皆さんは一体どのくらいいらっしゃるでしょうか?
そう、プロダクトページをご覧いただいても記載のないこちらの「RF-036」の正体は、福島県いわき市に店舗を構える「大平眼鏡店」さまの別注モデルになります。発表したのは2020年、大平眼鏡店さんは当時10周年、我々FACTORY900は20周年という節目の年に、大平眼鏡店の定番モデルとしてデザイナー青山が書き下ろしたのがこちらの「RF-036」になります。

「RF-036」¥44,000(税込) 2020年発表


サイズ51mm 鼻幅21mm レンズカーブ4カーブ テンプル長140mm


数量限定ではなく、あくまでこの先「大平眼鏡店」の定番モデルとして末長く展開していくことをテーマにデザインされた「RF-036」は、いわゆる流行りには左右されないウェリントン型。レトロシリーズの定番「RF-030番台」をベースに同番台のテーマもそのまま受け継がれておりますが、単純な玉型違いというわけではなく各箇所にはちょっとしたこだわりが存在します。


フロント面に2つの異なる厚みをもたせるだけでなく、フロントの上下にも厚みの変化をつけています。これによりオーソドックスに見えるウェリントン型が見る角度によってメリハリが生まれより立体感を与えます。また、当時は一体型のパッド部ですが、従来の「RF-030番台」よりもパット部を高くそして狭くすることでかけ心地の安定化を図りました。



近年のレトロシリーズは造形に関してもよりシンプルに、比較的フラットなモデルが増えておりますが、今改めてこうして見てみるとこの立体感こそが900らしいと感じられる皆さんも多いのではないでしょうか。


なにより当時はややクセを感じた若干高めに感じたブリッジの位置も、今回久しぶりに撮影してみましたがむしろ全く違和感がないどころかサイズ感も含め絶妙なバランスに感じます。


もともと大平眼鏡店の菊池店長がワタクシと15年来の友人ということもり、個人的にも思い入れの深い「RF-036」
こちらのモデルは当時「col.001」(黒)のみの展開となりましたが、現在は大平眼鏡店の別注色も存在いたします。気になる方は大平眼鏡店までお問い合わせください。
大平眼鏡店
福島県いわき市平字田町120番地ラトブ3F TEL: 0246-21-6161


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