「水曜日のひとりごとVOL.46」映画の中の眼鏡

おはようございます。「水曜日のひとりごとVOL.46」OSAKA BASE の済です。

本を読まなきゃなあ。本を読まなきゃなあ。本を読みたいなあ、ZZZZZ...、毎晩気絶しています。読んでない本がありながらどんどん溜まっていくのはなぜでしょうか・・・。


さて、本日は「映画の中の眼鏡」について。


最近こそあまり観れていないのですが、その昔、映画にどハマりしてました。10代〜20代にかけては、日本人の俳優さんより海外の俳優さんの方が詳しかったと思います。なんか嫌なやつのように見えますが(笑)、色々なことがあり、映画の世界に現実逃避したという方が近いかもしれません。キラキラした世界へ憧れたというより、俯瞰で見てはいるのですが、その物語へ自分自身を投影していました。
なので、とても疲れてしまう。なのに、見てしまう。映画館で観るというよりも、近くのビデオ屋さんに行って、借りてくる生活を20年ぐらい送っていたように思います。
(当日旧作だったら1本百円とかだったので、ひとり夜な夜な観てました)

1970年代生まれの私が小学生の時「キー・ホイ・クァン(グーニーズ)」、中学生の時「キアヌ・リーブス(ドラキュラ)」、高校生の時「ゲーリー・オールドマン(レオン)」を好きになったのですが、その当時は誰も知らなくて、周りに共感してくれる人がいなかったので、こっそり映画雑誌を眺めながら他に出ている作品をチェックしたものです(パソコンが身近になかったので調べるのは、雑誌のみ)

男性・女性問わず、気になる役者さんを調べては、その人の作品を観るということを繰り返していました。途中から、ホラー映画、または闇映画にハマっていき、サスペンスものや社会派まで、どちらかというと暗い映画を中心に、気になる監督も調べつつ、映画に没頭していきました。(今好きな監督はクリストファー・ノーラン監督)

フランス映画も、よくわからないなりに、その映し出される美しい映像や、いつ観ても新しいファッション的なおしゃれさにハマっていきました。

基本的には、海外の映画しか見ていなくて、邦画は観ていませんでした。理由としてはカッコつけていたわけでもなんでもなく、心が疲れてしまうからなんですよね。あまりに身近にありそうな気がして、映画の世界に入り込みがちな私には、1本観ただけで心とお腹がいっぱいになってしまう。
1日に3本ぐらいぶっ続けで観ていた時期もあったので、主には海外のものしか観ていませんでした。でも、30代から大人になり(笑)、邦画もやっと観れるようになりましたね。

そんな映画を観ていると、登場してくる人物に注目してしまうのですが、役柄として「眼鏡」も重要アイテムとなってきます。

もう色々忘れてしまいましたが、やっぱり衝撃的に可愛いのは「ANNA」(1966年製作/フランス) のアンナ・カリーナ。


この映画、実は実際に観れていない作品。観たいのに観れない・・・。2019年に一度再上映されていたのを見逃してしまいました...。

色々調べてた時に、ふとこの画像が出てきて一目惚れしたんですよね。フランス映画らしい、オシャレでキッチュなかけこなしのセンス!内容は特に面白いものでもないそうですが、ひたすらアンナ・カリーナがカワイイと評判の作品です。
眼鏡をかけることでよりカワイイ作品というのは、なかなか見つかりません。おそらく眼鏡をかけるということが「色眼鏡」的に先入観を持ってかけさせることが多い、いわゆる「小道具」的な扱いになっているからかもしれません。眼鏡をかけると真面目そうなど、わかりやすさはあると思います。

それでも、映画でかっこよくかけてほしいなと願ったりするわけですが、せっかくなので、個人的に映画でかけて欲しい2モデルをご紹介したいと思います。


RF-066  サイズ56㎜ 鼻幅20㎜ テンプル長150㎜


かなり大きめのフォックスデザイン。直営店では人気ランキングトップになるRF-064Cの玉型違い。デザイン的に海外市場を目的にデザインされたものではありますが、日本でも一部のコアなお客様のハートを掴んでいます。私もガッツリと掴まれてしまったうちの一人で愛用しています。
フォックスという形・ビッグシェイプ・ダイヤモンドカットと、なかなか個性が強めなアバンギャルドなデザイン。スタイリングでは脇役ではなく主役にはなりますが、意外とスタイリングしやすく、”オシャレ”として眼鏡をかけているということがわかりやすく覚えてもらいやすいデザインです。


邦画というよりは、海外の作品の中で、このようなデザインをかけていたとしてもなんら不思議ではありません。かっこいいしカワイイ。スクリーン映えというやつですね。やっぱり、映画であっても、アーティストの方でも、黒をかけている人が圧倒的に多い気がします。偉人たちもですね。
オシャレな街並みで、昼からお酒を嗜みながらちょっとハスキーでPOPな自由人。誰の目も気にせず、好きなものを身にまとっていても、それがとってもオシャレなフランス映画の中の人。もしくは、「プラダを着た悪魔」に出てくるような、ファッションエディターのようなかっこいい人たち。
いろんな妄想が尽きません。
他のカラーもそれぞれに素敵ではあるので、自分なりの妄想キャラによって、カラーを選ばれてもいいかもしれません。どんな作品で、どんな人なのか、たくさん妄想したいな〜。


お次は、この春に発表された、シンプルな「RF-200」 です。


RF-200 サイズ44㎜ 鼻幅24㎜ テンプル長145㎜


なんて表現したら良いのかわからない不思議な形、そして、お顔立ちを選ばない不思議なサイズ感。ベーシックなようでいて、実はベーシックではない、まさにバイプレーヤーな存在、RF-200。カチッとした感じではなく、まさにふわっとゆるっとした佇まいが、どのようにも合わせてくれるようにも見えるし、何か含みがありそうな絶妙な個性を発揮してくれます。その人の強さを裏に隠しているような、今の時代感を反映したようなデザインです。


テクニック不要で、着回し力が抜群。その人の顔になってしまいそうな、でも、何か違和感あるようなスタイリングになることで、この人がきっとキーポイントなんだろうなと思わせる、映画の要となりそうな雰囲気です。眼鏡をふと外したとしても、かけている時の方がかわいく、かっこいい。イメージとしては、邦画の中でも、細かい繊細な描写が得意な作品に出てきそうです。音楽も大きくなく、日常の生活音が聞こえてくる感じです。そして、映画の最後にはふわっといなくなっている。妄想が激しすぎますね。誰とはここでは言えませんが、完全に妄想の世界に入って頭の中で作品を作り上げてしまいそうです。これをかけて演じる方はあの方.....。日本の方ではお伝えしにくいので、あえてフランスの女優さんで言えば、シャルロット・ゲンズブールにかけて演じて欲しい(私の勝手すぎる妄想です)。

妄想が止まらないのでこの辺りにしますが、自分自身に似合うものも大事なのですが、時には誰かを演じるように、映画の中の人のように、いつもと違う自分を演じるような眼鏡選びも面白いと思います。

人生は一度きりですから。全力で楽しむことの一つに眼鏡があったらいいなと願っています。

それでは、
ひとりでも多くの人が、メガネの楽しさ、
面白さに気づいていただけるように、
発信していきます。
「水曜日のひとりごと」をお読みいただいている、
お一人お一人にお会いし、
いろんなお話しができたらとても嬉しいです。

ぜひ、お声がけください!
今日も、読んでいただきありがとうございます!
本日もあなたにとって、ステキな一日となりますように・・・(*´∀`*)


「ひとりごとからのさらに呟き」
ずっとどこかの指がつき指しています。何が原因なのかさっぱりわかりません。左の中指が2ヶ月ぐらいかかってようやく痛みがひいてきたと思ったら、今度は右手の薬指です。なんでしょうね〜。痛めた瞬間を覚えていません(私だけか)。と言いつつ痛みに強いタイプなので放置プレイです。笑


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