FACTORY900(ファクトリー900) 発表から10年、「FA-222」
おはようございます、店長です。
いよいよ6月がスタートしたわけですが、今月は新作「RF-210」の発売開始、28日(土)29日(日)はTOKYO BASEにてオーダーシューズイベント、個人的には取扱店さまへの出張イベント、あとはアレの発表もありました(汗)つまりはなにかと慌ただしい1ヵ月になりそうですが、今月もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日のスタッフブログは、こちらのご紹介です。
「FA-222」
今からちょうど10年前に発表となった「FA-222」は、すでにご案内の通り生産終了の該当品番となっており、一部のカラーは完売目前となっておりますが、現在直営店には全6色のうち5色は在庫の用意がございます。
そこで、今日はどなたでも合わせやすい「col.174」(茶ササ)をピックアップし、当時の思い出も踏まえご紹介したいと思います。
「FA-222」¥39,600(税込) 2015年発表
サイズ52mm 鼻幅15mm レンズカーブ4カーブ テンプル長125mm
2015年秋といえば、なんといっても「FA-087」-The Six Eyes-がシルモドールを受賞し、改めてFACTORY900の名を世界に広げた年であり、エースモデル「FA-312」、のちにそのエースモデルの人気を凌ぐ勢いとなる「FA-325」など、バラエティーに富んだラインナップとなりました。
そんななか新たに加わった「FA-220番台」は、FACTORY900 の”ベーシックスタイル”という位置づけであり、「FA-222」はFACTORY900の造形美を活かしつつ、女性の皆さんにもおススメできるモデルとしてサイズ感もやや小ぶりにデザインされています。
女性の皆さんを意識したとはいえ、エッジの効いた智元やブリッジのディテールには一切の妥協を許さず、作り込まれたその姿は「FA-240」を彷彿とさせ、古くからブランドを知る皆さんには”ベーシックスタイル”といいいながらも、FACTORY900の王道なスタイルとして映ったのではないでしょうか。
どの角度から見てもスキのないキレのある面造形、ベーシックなフローティングスタイルの名のもとデザインされた「FA-280番台」とも異なる新たなスタイルとして誕生した「FA-222」ですが、当時は圧倒的に男性のお客様が多く、小顔の男性のお客様にお求めいただくケースの方が多かったように記憶しています。
また、大文字シリーズとしては初となるグースネック型のクリングスパッドを用いたのも「FA-220番台」からです。当時は賛否のあったクリングスパッド仕様ですが、現在はレトロシリーズのほか、「FA-076」でも改良されたクリングスを採用しており、こういった細かい点にも10年の歳月のなかで進化が感じられます。
幅広くより多くの皆さんに向けたモデルではないため、なかなか評価が上がらず生産終了となった「FA-222」ですが、サイズ感などの条件が揃えば必ず気に入っていただけるかと思います。ご興味をお持ちの皆さんは是非スタッフまでお声がけください!!