FACTORY900(ファクトリー900) 生産終了のお知らせ

おはようございます、店長です。

2016年がスタートしてすでに半年、今年もブランドとして多くのニュースを発信してきました。
このTOKYO BASEがオープンして少しづつですが、ブランドヒストリーはもちろん、工場である青山眼鏡の歴史についても、このブログを通して皆さんにお伝えしてきたかと思います。

そして今日はFACTORY900として、皆さんに大切なお知らせがあります。

昨晩すでにFACTORY900 Designer`s Blogでご案内の通り、
一部の商品の値上げ及び、過去モデルの生産終了を正式に発表させて頂きました。

工場ブランドであるFACTORY900は2000年のスタート当初から、極力廃番モデルを作らず、お客様のご要望にご対応してきました。

ブランドとして16年、このスタイルを貫くことがどれだけ凄いことなのか?
20年以上店舗での販売を経験してきたワタクシの立場から言うと、1つのモデルを10年以上作り続けているメーカーはそうそうありません。
外部から入ってきたワタクシがまず驚いたことの1つです。


今回のこの発表は10年以上前からFACTORY900を応援してきて頂いた皆さんをはじめ、多くの皆さんが大変驚かれたと思います。
そしておそらく、この価格改定及び生産終了についても賛否両論だと思います。

しかしながら、自分たちが
「THE FUTURES EYEWAER」 というコンセプトのもと、常に新しいモノを生み出していくためには、この大きな決断をせざるを得ませんでした。

今回の件については、社長をはじめ、青山、田村、そこにワタクシも加わり、幾度なく話し合いをしてきました。
価格改定もそうですが、生産終了という、ブランドにとって大きな決断は、そう簡単に纏まる訳もなく、色々な視点から各々の意見を出し合い、話し合いは進みました。


「FA-091」「FA-092」のような名作を生産終了にするという大きな決断は、デザイナーである青山にとって、本当に苦渋の決断だったと思います。
また、過去に1人のユーザーであり、青山を1番身近で見ていた田村も複雑な心境だったと思います。

余談ですが、以前にある取り扱い店舗さまから、「過去のモデルをバネ蝶番仕様にモデルチェンジをしてはどうか?」とご意見を頂いた事がありましたが、青山が首を縦に振ることはありませんでした。
考えてみれば、1つ1つのモデルに魂の全てを注ぎ込み、生み出したモデルに対して、モデルチェンジという選択肢は元よりなかったのかもしれません。


会議の際に、時より見せる青山のなんとも言えない表情を今でもハッキリと覚えています。
そして「ホントにいいんですか?」の問いかけに、黙って頷いた青山に1つの覚悟を感じました。

無くなるモノがあれば、新たに生み出されるモノがあります。

今後も過去の名作を上回るモノをきっと生み出してくれるとワタクシは信じています。
そして、新たなるFACTORY900の想いをカタチとして皆さんに余すところなくお伝えするのがワタクシの使命です。

皆さま、どうぞ今後のFACTORY900にご期待下さい。





FACTORY900 TOKYO BASE
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-21-21 MOON-SITE 1F
TEL&FAX 03-3409-0098 E-mail: tokyobase@factory900.jp
Facebook: http://www.facebook.com/FACTORY900TOKYOBASE
営業時間 12:00~20:00 水曜日定休

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