直営店 TOKYO BASE 鼻盛り加工について

おはようございます、店長です。

突然ですが、最近ワタクシは体幹トレーニングとストレッチにハマっています。
というのも、大幅なダイエットに成功した店長ですが、今は体重ではなく、体脂肪を減らすことに着手しているのです。
40才を目前にして、体調管理にも気を使いたいと思う今日この頃です。


さて、今日は店長の日々のお仕事についてです。

昨日のブログで少しだけ触れましたが、ここ最近パット部のカスタム、つまり"鼻盛り"のご依頼をお受けします。
TOKYO BASEでお求め頂いた商品の鼻盛り加工は無料にて承ります。
そしてこの作業こそ、ワタクシの大事な仕事の1つです。
では実際どのように鼻盛りを行っているのか?その作業工程をご覧頂きます。

今回、ご依頼頂いたのは「FA-143」
フレームのリムと呼ばれるフチが頬に当たってしまうということで、鼻盛り加工にて、パット部を高く、そして狭くカスタムすることによって、お顔からメガネを離すことが出来ます。

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先ずは、ニッパでパット部を切断します。
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かなりの力を加えてバチンと切断するため、その断面はこの様にグチャグチャになってしまします。
でもご安心下さい。
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工場でも使用しているヤスリを使って断面を整えながらさらに削ります。
ワタクシの場合は、フレームの太さ、断面の状態によって4種類のヤスリを使い分けます。
最初は目の粗いヤスリを使用し、徐々に目の細かいヤスリに移行します。
この"ヤスリがけ"こそ、最終的な仕上がりが左右される、実は非常に重要な工程なのです。
新しいパットとの接地面をいかにキレイに削るか?つまり、より平らに滑らかになっているかでその完成度は全く違うのです。
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一般的にはここでサンドペーパーを使用し、さらに接地面を滑らかにするのですが、今回は早くも"バフモーター"でその接地面を磨きます。
この段階ではヤスリをあてることによってできた傷を落としながら、接地面の凹凸をなくす為の、いわば"下磨き"のような作業です。
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左パット部はヤスリで削った状態。右パット部はバフによりヤスリのキズ、表面の凹凸を滑らかにした状態です。
しかし、まだまだ本来の光沢ではありません。
あくまでこの工程は下磨きです。
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さぁ、ここからいよいよ"仕上げ磨き"になります。
光に当て、小キズの有無を確認しながら表面に光沢が出るまで磨き上げます。
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表面がピカピカになった所に新たなパットを溶着し、一晩乾かして完成です。

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我ながら非常にキレイに仕上がりました。

また、モデルによって使用するパットの種類は異なります。
こちらの「RF-007」の場合は違う形状のパットを使用しました。

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リムの幅、形状によって「RF-143」に使用したパットより、大きめなパットを使用させて頂きます。

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鼻盛り前と比べて頂くと、その違いは一目瞭然ですね。
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尚、今日ご紹介したパットは基本クリア色のパットになります。

TOKYO BASEはお客様のご要望に応じて共色、つまり同じフレームと同じアセテート生地を使用しての鼻盛りも承っております。
これによりパット部の高さ、幅等、お客様のご希望に応じてご対応出来ます。

※共色の鼻盛りに関しては、工場にて1からパーツを製作するため有料となります。
納期も合わせお気軽にご相談下さい。


FACTORY900 TOKYO BASE
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-21-21 MOON-SITE 1F
TEL&FAX 03-3409-0098 E-mail: tokyobase@factory900.jp
Facebook: http://www.facebook.com/FACTORY900TOKYOBASE
営業時間 12:00~20:00 水曜日定休

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