「水曜日のひとりごとVOL.82」シンプルだけどシンプルじゃない FACTORY900 RETRO
おはようございます。「水曜日のひとりごとVOL.82」OSAKA BASE の済です。
先日「Threads」に”おばさん構文に気をつけて”的な投稿を見かけ、おばさん構文について調べたところ、ガッツリ当てはまっていました...。うーーむ。残念です（笑）。これから気をつけて投稿したいと思います。
さて、本日は「シンプルだけどシンプルじゃない」について。
「RF-038」
”シンプル”とか、”アバンギャルド”とか、それぞれ人が考える価値観や、その時の状況によって変わることもあるため、一概には言えないデザインやスタイリング。お仕事内容によっても変わってきますし、それをかける、身につける人によっても変わります。そのため、分類するのは意外と難しいものではあることから、ご説明する際にはその人の背景を気にすることは多々あります。
「FACTORY900」というブランドにおいては、全体的なくくりとしては「アバンギャルド」に位置されることが多いと思います。アバンギャルドは、”先鋭的デザイン”と言われるものですが、個人的見解として、それぞれのファッション分類をちょっとでも突き抜けるとアバンギャルドになるのではないかと思っています。カジュアルのアバンギャルドもあれば、キュート・ロマンティックが突き抜けると「ロリータ」となり、アバンギャルドになるのではないかと思います。「ロリータファッション」がアバンギャルドになるかという論点は難しいところではありますが、どのスタイルもグラデーションになっていて、突き抜けるとアバンギャルドになるイメージです。トラッド・エレガントも突き抜けていくと、アバンギャルドになると思っています。
テーマの「シンプルだけどシンプルじゃない」に戻りますが、例えば「RF-038」。直営店でも人気がすぎるモデルです。このデザイン、実際には人によっては太すぎる！と思われる人もいらっしゃいますし、シンプルすぎると思われる人もいらっしゃるのではないでしょうか？
FACTORY900のラインナップから考えると、かける人を選ばないデザインではあると思います。シンプルなんだけどシンプルじゃない（笑）なんとももどかしい表現ではありますが、そのカタチづくっているデザインをあらためてよく見ると、本当に細かくデザインされていることが見てとれます。
「RF-038」2022年発表 ¥46,200(税込）
サイズ47mm 鼻幅22mm レンズカーブ4カーブ テンプル長140mm
大きさもほど良い、丸みのあるデザイン。上部が一直線になっているため、クラウンパント型のようにも映ります。でも下部分を見てみるとかくかくしている、ありそうで他にはないデザイン。あきらかな多角形でもないのですが、その効果は絶大です。
サイドなどを見ても、厚みを細やかにそして大胆に変化させているため、どの角度から見ても美しく、”シンプル”ではないことがよくわかります。
正面だけでなく、あらゆる角度から、人に見られていますので、大きなデザイン変化ではなくとも、ちょっとしたもので顔の表情を立体的に魅せてくれるのは、とっても嬉しいもの。
とは言え、お仕事にもお使いいただけるぐらい、さまざまなスタイリングに馴染み、アクセサリーやメイクのように、そのかける人自身をドレスアップさせながら、その人自身をさらに素敵に魅せてくれる良きバイプレーヤー的存在です。
フロントにデザインされたエッジの効いた面は、光を集め、顔を、表情を明るくしてくれますね。気負わず素敵に魅せてくれる安心でベーシックなデザイン。でも、飽きずにかけることができるのは、それなりの「理由がある」のです。
部屋着に見えないスウェットのボトムスがあるように、シルエットや素材感で、そう見せない細やかなデザインものはあります。魅せ方、スタイリングの仕方もありますが、デザインが大きく影響しているものがあると思います。
そんなこだわりポイントがいっぱい詰まった飽きさせないシンプルデザインが、FACTORY900にはたくさんありますので、実際に見にきていただけたら嬉しく思います。
本日も、「水曜日のひとりごと」ブログを読んでいただき、ありがとうございました。ひとりでも多くの人が、メガネの楽しさ、面白さに気づいていただけるように発信していきます。「水曜日のひとりごと」をお読みいただいている、お一人お一人にお会いし、いろんなお話しができたらとても嬉しく思います。ぜひ、お声がけくださいませ。
あなたにとって、ステキな一日ととなりますように。
Thank you!!
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