FACTORY900(ファクトリー900) とっても便利な調光レンズとは?

おはようございます。
TOKYO BASEの硬水が飲めない方・スタッフ松本です。

まずは昨日の地震で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
日本各地で地震のニュースがありましたし、余震もまだ続いているようなので、早く落ち着くことを願って止みません。


さて本日のブログでは、サングラスフェア中によくご質問をいただいた【調光レンズ】についてご紹介します!

調光レンズを一言で説明すると、『紫外線によって色が変わるレンズ』です(´∀`人)
実は“色が変わる”と聞いて、「変光(へんこう)レンズ」と間違われることも。
メガネ屋さんあるあるです(笑)

通常はクリア〜10%程の濃さのレンズですが、屋外で紫外線に当たるとレンズの色が濃くなっていき、室内で紫外線が当たらなくなるとだんだん色が薄くなっていきます
メガネを掛け替えることなく、屋外ではサングラスとして、室内ではメガネとしてそれぞれ使うことが出来る、とっても便利なレンズなんですね^^

ちなみに紫外線だけでなく太陽光(可視光線)でも色が変わる、【可視光調光レンズ】というレンズもあるのですが、TOKYO BASEでは紫外線で色が変わるレンズのみ取り扱っておりますへ(゜∀゜へ)

百聞は一見に如かず!ということで、こちらの動画をご覧ください!
今回は10%程度の色がついたブラウンとグレーの調光レンズを、お店の外で約1分間紫外線に当ててみましたヨ⊂(^ω^)⊃
スマホを持つ腕が震えました・・・
 
https://youtu.be/vbAjEGMGWz0

ちなみに撮影時の天候は、雨上がりの曇天。。。まさに梅雨らしい天気!
晴れの日に比べて紫外線量が少ないため、レンズの色が変わるまで少し時間が掛かりますf^_^;
IMG_4233
上半分が紫外線に当てなかった部分、下半分は紫外線に当てた部分です。
一目瞭然、しっかりサングラスレンズになっています。

余談ですが、写真のように現在の調光レンズは均一に紫外線が当たっていれば、部分的な色の違いはほとんどありません。ですが調光レンズが作られ始めた1960年代では、レンズの厚みによって“色ムラ”が出来ていたんだとか!
これは感光物質をレンズそのものに練りこんでいたため、厚みの違うレンズ中央と周辺部では反応速度が異なってしまうことが原因でした。
現在はレンズ表面に感光物質をコーティングする方法が主流になっていて、感光物質がレンズ表面に均一にのっているので、厚みによる色ムラをなくし、同じ速度で色が変化するようになったのです(*≧∀≦*)
レンズの進化も日進月歩、技術の進歩は凄いですね!


今度は店内に戻って、約3分間でどれくらい色が薄くなるのか実験します!
こちらの動画をご覧ください。

https://youtu.be/f_GZMZw_Y3I

色が濃くなるよりも薄くなる方が時間が掛かるんですね(>人<;)

レンズの着色速度にも今と昔の調光レンズではかなり違いがありました。
条件が良ければ1分程でしっかりと色がつく現在のレンズに対して、以前のレンズは着色にも数分を要し、元の色に戻るまで30分以上も掛かったんだとか!
これではちょっと使いにくそう(;´Д`A
こちらの話も歴史があるのですが、ちょっとマニアックな内容なので(^◇^;)
化学反応の方法が変わった話とか、そのおかげで昔はハロゲン化銀のグレーのみだったカラーが増えた話とかetcetc。。。
気になった方はTOKYO BASEでお待ちしております(笑)


そうそう、調光レンズは紫外線で色が変わりますとご説明してきましたが、調光レンズの濃度は紫外線の強さ以外に、温度にも左右されます。
強い紫外線を受けると発色が促進されますが、温度が高くなると発色が抑制されてしまいます。
これをとってもわかりやすくまとめてくれているのが、こちらの図になります(*☻-☻*)
illust-shikumi_l
【「日本医用光学機器工業会 眼鏡部会」より】

つまり、「紫外線量は多いけど気温の高い夏は外でもレンズ濃度が薄くなり、紫外線量が多くて気温の低い冬の方がレンズ濃度が濃くなる」のです!
そのため夏場に濃いレンズのサングラスとして使いたい場合は、ご要望に添えないことも(◞‸◟)
気温が低いとレンズの退色速度も遅くなり、室内に入ってから色が抜けるまで通常よりも時間が掛かる場合がありますので、こちらも注意が必要ですね。

その他にも、こんな注意点が!
illust-tokusei_l
【「日本医用光学機器工業会 眼鏡部会」より】

特に運転でご使用をお考えの方は要注意!
現在の日本製の車は、フロントガラスに紫外線カットが施されている場合が多く、通常の調光レンズでは色が染まりません:;(∩´﹏`∩);:

また、調光レンズは紫外線の影響等で徐々に経年劣化し、濃度の低下や色調の変化(色がつきにくく/抜けにくくなってきた等)を生じます
劣化の度合いは使用頻度によって変わりますが、レンズ交換の際には両方とも変えることをオススメします!


何はともあれ、現在では着色の色ムラもなく、色が変わるスピードも早くなり、調光レンズはとっても使いやすいサングラスレンズになりました。
サングラス必須の海外では、多くの方が日常的に使用されているそうです!

調光レンズ、なんて便利なんでしょう!
・・・しかし!
メリットがあればデメリットがつきもの。
もう1つ、FACTORY900ならではの注意点が存在するのです。
ヒントは上の図の中に!

というわけで、次回の松本ブログでは、
「実録!調光レンズに潜む落とし穴〜FACTORY900の場合〜」
可能な限りお届けいたします(笑)


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