FACTORY900 RETRO(ファクトリー900 レトロ)生産終了モデル「RF-090」をピックアップ
おはようございます、店長です。
すでに3月の展示会に向け準備が進んでおりますが、まだ1月とはいえ、デザインや色決めなど各所のタイムリミットが迫ってきました(汗)2月に入ると順次サンプルが仕上がり撮影へ、これを繰り返し通常業務と同時進行で展示会へのカウントダウンが進むわけです。昨年秋は展示会後に体調を崩してしまったこともあり、今年は体調に気を使いながら春まで突っ走りたいと思います。
さて、今日のスタッフブログですが、先日お客様からお問い合わせをいただいたこちらのご紹介です。
「RF-090」
レトロシリーズのなかでも色々な意味で異色な存在といえる「RF-090」
過去のブログでもご案内したように、すでに生産終了モデルの該当品番となっておりますが、一部のカラーを除き在庫の用意がございます。現時点では「RF-090番台」の新作は発表されておらず、類似するモデルとの比較もしにくい状況ではありますが、今回はお問い合わせをいただいた「col.159-374」(バラフ-パープル)を撮影してみましたので、そのギミックの効いたデザインをじっくりとご覧ください。
「RF-090」¥52,800(税込) 2018年発表
サイズ47mm 鼻幅21mm レンズカーブ4カーブ テンプル長140mm
今回「RF-090」をご紹介するのが久しぶりということもあり、先ずは発表した2018年を振り返ってみたいと思います。
国内ではまだ大文字シリーズが全盛期ともいえる時代であり、秋の新作としてはFACTORY900から6型、レトロシリーズから3型、さらにはLEXUSとのコラボレーションモデルの発表と、振り返るとその型数の多さに驚愕(汗)さらに「ELZA WINKLER」とのコラボレーションモデルがシルモドールにノミネートと、次から次へ怒涛の2018AW Collectionだったと記憶しています。
そんななか、2018AWのレトロシリーズとして発表した「RF-090」は、その型数の多さもあり、特に国内ではスルーされていまった感も否めません。しかし、海外では当時からレトロシリーズがブランドの主軸となり、クラシカルなデザインをベースにしながらもポップでカジュアルな「RF-090」は高い評価をいただきました。
なんといっても独自の技術を活かしカタチになった構造体はまさに唯一無二。薄いフロントパーツの背面に独立したパーツを組み合わせ、2つのパーツの間に隙間を作ることで、一枚のアセテートだけでは表現できない奥行きと立体感が生まれます。
小文字シリーズをイメージさせるようなレイヤード風の構造体は、その組み合わせによって多彩なカラーバリエーションを可能にしました。一般的なクラシックフレームの常識を覆すかのようなポップでカジュアルな色合いは、まさにレトロでありながらフューチャー、つまり常識にとらわれない”新しさ”を感じられる仕上がりです。
とはいえ、その製造工程における難易度は高く多くの時間と手間を要し、人気不人気に関わらずこのまま生産を継続していくには最善ではないという判断のもと、生産終了という結果になりました。
今日現在、東京・大阪の両直営店には一部のカラーを除き在庫の用意がございます。生産終了モデルということもあり、公式オンラインショップでの取扱いはございませんが、ご希望があれば通販もご対応させていただきます。在庫が無くなり次第終了のため、気になる方はこの機会に是非ご検討ください。