福井県鯖江市 メガネの歴史と青山眼鏡 その1

おはようございます、店長です。

先日掲載された日本経済新聞「Biz Life Style」ではFACTORY900の原点というべき青山眼鏡の歴史に触れました。もう皆さんご覧頂きましたか?
掲載された記事のなかにもあるように「親子三代に渡ってプラスチックフレームを手がけてきた青山眼鏡」
これは約80年という長い歴史をもつ1つのドラマです。

先月1周年を迎えたFACTORY900直営店 TOKYO BASE。
今日はその直営店を支える青山眼鏡の歴史についてもう少し触れてみたいと思います。
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メガネの産地と言えば福井県鯖江市。
その鯖江市の小学校では授業の一環としてメガネを通して福井県の歴史を学ぶそうです。

TOKYO BASEにも青山眼鏡の歴史を紐解く資料があります。
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今日はそのなかの1つ、
「さばえ 人物ものがたり」(下巻)
『めがね枠づくりの種をまいた鯖江の先駆者』
青山 彦左衛門(あおやま ひこざえもん)についてです。

この"青山彦左衛門"という人物こそが、現青山眼鏡 代表取締役社長の曽祖父になり、福井県鯖江市をメガネの産地としての基礎を作り上げた功労者の1人なのです。

ここで先ず、メガネの産地ともいわれる鯖江について触れておかなければなりません。

以下は「さばえ 人物ものがたり」(下巻)より抜粋です。

めがね産地鯖江

鯖江市は、めがねづくりが盛んな町です。文殊山の中腹には、日本一の産地を示す大きなめがねの形をした看板が掲げられています。
また、北陸自動車道の鯖江インター近くには、壁面に巨大なめがねをかけた「めがね会館」が建っていて、産地の証を示しています。
鯖江を中心としためがね産地には、会社・事業者が大小合わせて531(平成20年度工業統計調査より)あります。
そこには約5300人が働いていて、全国で生産されるめがねフレームの95パーセントを占めています。年間の売り上げは760億にもなり、押しも押されぬ世界有数の産地です。(※1)


鯖江での先駆者は河和田の人

今日、世界が認める一大産地となった鯖江のめがねづくりの歴史は、100年ほど前にさかのぼります。
鯖江で初めてめがねづくりに取り組んだのは、青山彦左衛門という人です。明治40年(1907)の春に、自宅農家の土間の片隅からスタートしました。彦左衛門は、同24年、旧今立郡河和田村小坂(現在の鯖江市河和田町)の旧家に生まれました。若いころから家業の農業を営み、真面目で向上心の強い青年で、地域の人々の暮らしぶりに強い関心を持っていました。
河和田地区は、山に囲まれた狭い盆地で耕作の田畑が少ないうえに、5000人もの人口を抱えていました。
農家といっても一部を除いては食べるのがやっとの状態でした。また、この地域で古くから盛んだった漆器づくりも長い年季奉公を重ねて一人前になれる職人の世界で、専業となると厳しいものがありました。そこで、多くの農家の若者は毎年田植えがほぼ片付くと、うるし搔き(ウルシの木から樹液を採取)の仕事を求めて全国に出かけ、秋には戻ってくるという大変な生活をしていました。多いときは河和田を中心に近郷から2000人もの人が出ていったと記録が残っています。
また、冬の仕事といえば、わら仕事ぐらいでしたから、彦左衛門は、住民たちの様子を見つめながら、「地元に漆器以外に何か年中働ける仕事はないものか。」と、いつも考え続けていたのです。(※2)


めがねづくりの情報に強い関心

ちょうどそのころ、文珠山のふもと、旧足羽群麻生津村生野(今の福井県生野町)では増永五左衛門が、大阪に出ていた実弟幸八の勧めを受けて、めがねづくりを決心し、大阪から職人を招いて、県内で初めてめがねづくりを始めました。近くの村の手先の器用な人材を集めて事業を立ち上げたのは、明治38年(1905)6月1日のことでした。このめがねがねづくりを手がけた五左衛門こそ、現在の「めがね大国ふくい」の灯りをともした恩人です。

五左衛門の母親せのは河和田の青山家の生まれで、彦左衛門の父の妹でした。五左衛門と彦左衛門は従兄弟どうしで、小さいころから行ったり来たりしていた仲でした。お互いに生まれた在所が、耕作地が少ないというよく似た所だったことから、住人たちの暮らしを豊かにする新しい仕事探しで、いつも熱く語り合っていたようです。(※3)


いつの時代にのアツい人はいるものですね。

メガネの歴史を語る上では欠かせない「増永五左衛門」
そしてそこに密接に関わっていた青山彦左衛門。

まさにここが青山眼鏡のルーツがあります。今から約120年程前のお話です。

この続きはまた明日です!

出典 『さばえ人物ものがたり』(下巻) 平成23年2月20日 編集・発行 事務局 鯖江市教育委員会文化課
※1 P71 ※2 P71-P72 ※3 P72-P73
 



FACTORY900 TOKYO BASE
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営業時間 12:00~20:00 水曜日定休

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