生産終了モデル 直営店限定「FA-391」「FA-392」
おはようございます、店長です。
昨日の明け方、2025 SILMO d'orの発表がありました。
今回初エントリーでノミネートとなった「YOSHINORI AOYAMA」ですが、残念ながらFACTORY900に続くシルモドール受賞とはなりませんでした。
昨年はFACTORY900として、今年は自身のブランドで選出された青山ですが、このノミネートによってデザイナーとしての評価を高めたことは間違いありません。「YOSHINORI AOYAMA」の新作はFACTORY900同様、来月展示会にてお披露目となりますが、我々も楽しみに展示会を待ちたいと思います。
さて、そんな今日のスタッフブログは、こちらのご紹介です。
「FA-391」&「FA-392」
振り返ること5年前、ブランドとして20年という節目を迎えた2020年に直営店及びパートナーショップである各BASE限定として発表した2つのモデル。”先鋭”というキーワードをもと、直営店のために描きおろされた2つのモデルは、デザイナー青山がいくつかの制約を外し、よりアートの領域に踏み込み、今の感性に即してつくられたモデルとなります。この2つのモデルに関しても、今回発表した生産終了モデルの該当品番となっており、本社の在庫が無くなり次第終了となります。
つい先日もお客様から在庫状況のお問い合わせがあったこともあり、この機会に改めてご紹介させていただきます。
「FA-391」¥82,500(税込) 2020年発表
サイズ45mm 鼻幅24mm レンズカーブ4カーブ テンプル長140mm
FACTORY900の真骨頂といえる2つのパーツを組み合わせたフード状のリム。一度目にしたら忘れることのできない特徴的なブローバーは、まさにアートの領域に踏み込んだと思わせるフューチャリステックなデザインになります。
もともとはTOKYO BASEの5周年イベントに合わせご用意した限定モデルになりますが、このクセ者ともいえる「FA-391」をコアユーザーの皆さんがどのように判断されるのか?ワクワクよりもドキドキが上回っていたように記憶しています。
本来はクラシカルなデザインで用いられることの多いバラフをベースとした「col.159-577」ですが、どのカテゴリーにも属さないFACTORY900のなかでも唯一無二といえるデザインは、カラーによってもその印象が大きく異なります。
もしろ合わせやすさで選ぶという概念ではなく、どこまで攻められるか?イエローやオレンジといった攻めたカラーレンズはもちろんミラーコートなどハードな組合せで独自のスタイルを作り出すのがこの「FA-391」のもう1つの楽しみ方といえるのかもしれません。
「FA-392」¥82,500(税込) 2020年発表
サイズ47mm 鼻幅26mm レンズカーブ4カーブ テンプル長120mm
FACTORY900らしい美しい面造形に加え「FA-240」を彷彿させるソリッドな佇まいは、まさに”らしさ”を感じさせるモデル・・・とは素直にいいきれないまさかのラウンドシェイプ。その異質とも思えるスタイルに違和感を覚えた皆さんも多いのではないでしょうか。
しかし、東京・大阪の周年イベントでは非常にご好評をいただき、その新たなスタイルは多くの皆さんから評価をいただき、今でも定期的にお問い合わせをいただきます。
ワタクシ自身、今回ご紹介をするうえで久しぶりにスタイルサンプルの撮影を行いましたが、計算されたアートワークから成る美しい面造形は、一般的なメガネでは味わえない心地良さを感じます。そう、掛け心地の良さなど機能性とは異なる・・・まさに青山が目指す心に作用するようなメガネといえるのではないでしょうか。
TOKYO BASEの5周年に対しOSAKA BASEの1周年記念としてデザインされた「FA-392」ですが、2月に開催したイベント後、世界は本格的にコロナ禍に突入しました。
あれから5年・・・ブランドは25周年を迎え、今秋ブランドのリブランディングとともに新作3型を発表します。また、RETRO・LABからも新作を発表いたしますので、皆さん是非お楽しみに!!