新型紹介 fa-1120,1121

こんにちは。本日は短パンで出勤です!…どーでもいいですね!!笑







はい!本日は、春に発表致しましたfactory900の新型を紹介します。



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factory900 fa-1120 col.602





これまでのfactory900のコレクションは、薄いシートプラスチックを折り曲げ「メガネ」というものを形づくっていました。



しかし今回その視点を変え、また新しい“ 薄さ ”への挑戦をしています。





■掘るー





8ミリ生地のメガネを正面から掘り込み、外側と内側のラインを残し薄い“リブ”を立てました。



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深さは実に5ミリ。これも青山眼鏡の技術力です。





立体の中に薄さを取り入れ、ボリュームをもちながら軽さも兼ね備えています。



factory900ののコンセプトそのままに、今期また新たな一歩を踏み出しました。





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fa-1121 col.542



今回は同じ作り方で2型作っています。



クラシック感が強いfa-1121。こんなネオンカラーをのせるとより奥行を強調してくれます。



実はこのグリーン、カラー決めの時に僕が頑なにこだわり続けたカラーです。青山さんには「まぁ売れんわ」と言われ続けてましたが、結果、一番人気のカラーだったことはここだけの話・・・ニヤリ笑。



ちなみに眼鏡Beginにはこれをかけて載ってます!





出荷まで楽しみにお待ちくださーい!







では、現場へ戻ります。









fa-1120,1121





薄さと軽さの視点を変えて―





薄いシートプラスチックを折り紙のように折り、形づくる・・・



そのコンセプトに縛られることなく、新しい薄さの表現に挑戦しました。



まるで二重に縁取りされたかのように見えるこのモデルは、正面から実に5ミリをも掘り込むことにより、立体の中に薄さを、ボリュームの中に軽さをというfactory900の要素を詰め込んでいます。



黒生地ベースにビビッドなカラーをのせたものは、この構造を一番シンプルにみせることができ、クリア生地ベースに 黒,赤 をのせたものは、顔にメガネの“ライン”だけが浮かび上がって見えます。





普通のようで普通でない、不思議だけど不思議と違和感がない、じっくり見たくなる、かけたくなる・・・我々が大事にする「メガネを楽しむ」という

想いを込めてつくりました。








tamura



新型紹介 FA-207

こんにちは。日に日に朝が辛くなってきていますが、今年も残り僅かですので頑張ります!





本日も新型の紹介をしていきます。今回はこちら!





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FA-207 col.082 55□16-125



FA-20Xシリーズの新型、FA-207です。



2010年発表のFA-097でやった“テンプルの作り込み”を200番台に落とし込むと…?というのがポイントとなります。



圧倒的存在感のテンプルは流線型となり、バネ丁番を搭載することにより不思議と『やみつき』になるかけ心地となっています。



見た目もさることながら、作るのも“圧倒的”なのです…。。。展示会で「どうやって作ってるの?」とよく聞かれるのですが、制作行程などは全て企業秘密です汗。ただ田中さんと「(テンプル1本だけで)フロント1枚と同じぐらい手間がかかる」と話していました。



ちなみに会社ではスプーンと呼ばれていました笑。





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フロントからテンプルへ流れる曲線と、それに対するレンズの位置関係。さすがだと思います。





青山さんのスケッチブックの中では、かなり昔から207の原型となるような構想はあったそうです。実際にサンプルを作り始めたのは、去年のIOFTが終わった直後だったと思います。見たことないつるんとした極太テンプルを見せられ、目が点になりました笑。



そしてここから頭を悩まされたのが・・・フロント(玉型)の大きさです。



プロトの段階ではFA-201のフロントを使っていたのですが、これだとかけた時にテンプルが執拗に強調され過ぎ、簡単に言うと思わず笑ってしまう仕上がりなのです。



台無しにはしたくないので新たに天地を深くしたものを作りました!・・・が、しかし!



今度はかけた時の表情は良しとしたのですが、テンプルそのものの良さが半減し、メガネとして“ダサく”なってしまったのです…。。





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この試行錯誤を繰り返し、最終的なこの大きさに決まりました。顔に合わせた時のフロントとテンプルのバランス、置いた時のメガネとしてのかっこ良さ。これ、絶妙だと思います!



カラーもとことん攻めてますので、発売まで是非楽しみにしていて下さい!!





では、現場へ戻ります。







tamura



新型紹介 FA-086 slit2

こんにちは。とうとう週間の天気予報に雪のマークが出現してきました…。真っ白になる日はすぐそこです!涙





さて、今回も新型の紹介をしていきます。



あくまで僕の主観が強くなると思いますが、今デザインをしていく中で青山さんと一番近く長く一緒に居るので、秘話的な内容も交えていきたいと思います!では今回は…!





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FA-086 slit2 col.263





FA-80番台マスクシリーズの新作です。



IOFTでもまずはこのモデルからみなさんに見てもらいました。これはもちろん「なんだこれは!!??」と驚いてもらう言わば『つかみ』的な意味もあるのですが、実はそれだけではないのです。



FA-80番台のマスクシリーズというのは、FACTORY900の“philosophy・哲学”そのものなのです。



我々FACTORY900は、常に新しいものを追い求めています。これは毎年発表する全てのモデルに対して言えることなのですが、80番台というのがそれを最も具現化したモデルなのです。



今年はそれを今一度、全国のショップ様に伝える為にトップバッターで発表しました!





今回のFA-086の最大の特徴は縦に入ったスリットです。



FA-082生産終了)が横で、今回は縦か…」と思う方がいると思いますが、実は!今回はレンズが入るフロントと『コの字』のスリットパーツが別々になっております。





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スライド式ではめ込んであり、1本の長いねじでバネ丁番と共に左右止めてあります。





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レンズもしっかり入ります。バネの向きにも注目!





このモデルの案を聞いたのは実は僕が入社間もない頃。



いつもスケッチを見せてくれるのですが、この時は厚紙で作ったプロトでした。「こんなのどう?」と聞かれても正直だいぶ困りました笑。なんて答えたか覚えてませんが、頭の中にあったのは「面白いけど…作れるの…?」でした。



しばらく机の隅に追いやられていたのですが、「秋にやろう!」と決まり会社が動きだし、縦のスリットが入ったコの字のサンプルが上がってきた時…



すげーーーーーーーーーーーーーーー!!!



でした笑。カラー展開の想像も膨らませ、大興奮でした!



改めて会社の技術力を知ることのできたモデルです。出荷時期は・・・気長にお待ち下さい!汗





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ここから見える世界を。





では、現場へ戻ります。







tamura



新型紹介 FA-068

こんにちは。今週は晴天でスタートしました。一週間頑張ります!





さて、IOFT後のブログで宣言した通り、新型の紹介を詳しくしていこうと思います。



まずは私tamuraが初めてデザインしました FA-068 についてご紹介いたします!!



※9月21日のブログ、FA-068も合わせて読んで頂けると幸いです。





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68番の最大の見せ場は『逆アール』の面造形です。



上面から見るとレンズ面と内側のカーブとに大きく差をつけ、二重カーブに見えるよう作りました。その二重になったカーブを繋ぐ面を、えぐったような『逆アール』の面で繋ぐことによって、全く新しい面造形を作り出しました。





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二重カーブ





逆アールの面で繋ぐことによってより多くの面積をとることができ、コンセプトである“ごつさ”をより強調してあります。“ごつさ”の強調により全体の体積・重量が増加しがちですが、逆アールはえぐった造形なので面積は増すのですが、全体の重さは減っています。

更に、フロント全体にラインが走り、エッジ感・シャープ感も増したことにより、ただのぼってりとした“ごついメガネ”ではなくなっています。





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逆アールの面で繋いであります。







キレのある“ごつい”メガネとして、FA-068が完成しました。





カラー展開は次の4色です。



・col.001 BK

・col.425 GR

・col.169 BR

・col.539 KH



今回は「(色での)見た目の綺麗さ・遊び」などは排除し、見て欲しいところはあくまでスタイルなので、定番カラーの中からより“ごつく”、“男らしく”見えるカラーを選びました。

不透明のcol.001 ブラックや539 カーキはマット仕上げにするとカッコいい…!?





そしてもうひとつこだわったのが…レンズの設計。



レンズは4カーブ対応です。レンズ面を可能な限り真っ直ぐにしたかったというのもあるんですが、ここに入る前はメガネ販売員を経験し、メガネ好きな方の中には僕のように、更には僕よりも強度近視の方がたくさんいました。



例えばFA-160番台(6カーブ)を度付きにしようとした時、強度の方はカーブレンズの制作範囲や見え方、価格、etc・・・多くの苦労があると思います。



そんな方々の「メガネはメガネとしてかけたい」、という最低限の思いをカタチにする為に、僕は4カーブにこだわりました。





最近は毎日のように通勤用としてかけています。自分のデザインしたFACTORY900をかける喜びと、これが全国のユーザーさんにどう思われるかの不安と…いろんな感情が自分の中にあるのですが、まずはたくさんの人に手に取って隅々まで見てもらいたいです。





出荷はもう少し先ですが、楽しみにして頂けると嬉しいです。





では、現場へ戻ります。







tamura



FA-068

こんにちは。Silmoへの海外向け新型サンプルの発送が完了し、着々と展示会への準備が進んでおります。そして現在は国内、IOFT用を進めています。…こっそり抜け出してきました!笑





前に少し書きましたが今期は僕のモデルも発表します。Silmoサンプルで全色出来上がった時、もう感動しました!笑そんなことのんきに言ってる場合じゃなかったのですが、素直に嬉しかったです。





決定した品番は“FA-068”





60番台の続きを今期僕のデザインした新型に頂きました。特に(60番台を)狙った訳でもなく、自分自身が作りたかったものを自由に作らせてもらい、それを青山さんに評価してもらい頂いた品番です。



今回僕がデザインし目指したものを一言で言うと、顔を覆いこむ“ごつい”メガネ。



ここに入る前、ユーザーだった頃から感じているFACTORY900のイメージとは、、、重厚感がありフェイスラインを沿うカーブ、かけるというよりは「装備する」メガネ。ただ重厚感だけではなく、流れるようなライン・全ての面と面が繋がるつじつまのあった面造形。手に取った時の感動、かけた時の優越感。



そんな自分が感じてきたこと、惚れこんできたことを真っ直ぐ伝えたかったし、自分自身のやりたい事とはまさしくそこにあったからコンセプトを“ごつい”メガネと掲げました。





コンセプトは決まったのですが、本当の苦労はここから…。単純に“ごつい”メガネを作ることは安易過ぎるし、どこかで見たことあるような「~風」、巷にありふれているようなものは作りたくないので、実際ものを作りながら手を動かしながら試行錯誤しました。



もがいてもがいてたどり着いた先に見えたもの、『逆アール』の面。これが今回のポイントとなりました。





文章だけでは伝わり辛いですが、国内での発表までもう少し日にちがあるので。。。



楽しみにしていただけると嬉しいです。





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tamura



展示会に向けて…②

こんにちは。気付けば8月も終わりに近づき、月日が経つ早さに改めて驚かされています。。小学校の夏休みなんて、すごく長く感じたのになぁ…完全に年をとった証拠です。苦笑





さて、秋の展示会が近づき会社内はバッタバッタとしております。





先日コチラで書いたように、今期は僕も1型デザインをしております。



前回は図面を作成しまだ自分で作った手作りのプロトの段階でしたが、ついに機械で切削されたサンプルが上がってきました!

ほぼプロト通りというか、自分の目指したもの、やりたかったことが形となって出てきたことに(まだ完成ではないのに)感動しました。。



細かな修正を重ね、現在は最終チェックの段階です。



現物を持って青山さんに対してのプレゼンを繰り返したのち、正式に今期のコレクションに加わることが決定しました。



ここまでこれた事に今は素直に『喜び』を感じております。



嬉しいことに既に品番まで頂きました。それは次回に・・・。



またつづきます。





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tamura



展示会に向けて…①

こんにちは。本日も溶けそうな暑さです!!名古屋にいた頃は夏の暑さが嫌いで仕方なかったのですが、北陸の冬の恐ろしさを知った今は…夏万歳!という感じです。笑





秋の展示会へ向け、着々と準備が進んでおります。既に青山さんのスケッチブックから飛び出し、かけられるレベルの新型も数点出揃っています。楽しみです。





そんな中今期は僕も青山さんのディレクションを受けながら、新型制作に取り組んでいます。





以前ここにも書いたように、毎週土曜日をプロト作りの時間にあてていました。真冬の大雪が降るなかも一人工場にこもり『自分の作りたいもの』と半年以上向き合ってきました。

作っては青山さんに見てもらい、ダメ出し、指導を受け作り直し・・・を繰り返し、ようやく一つ方向性が決まった時、外はずいぶん暑くなった頃でした。



先月1ヶ月間はそのプロトを元に、図面制作をしていました。



まずはスケッチブック1冊終わらせる勢いで、ひたすら玉型(正面図)を描き・・・



青山さんの指導を受け3面図(正面・上面・側面)に展開していきます。



ここで『気付いたこと』があります。



デザインストロークで嫌という程線を追った経験が、ここで生かされていました。



青山さん同様まずは全て手書きで図面を描いていくのですが、単純な円を描けなければとうていメガネという複雑な形は描ける訳がないということに気付き、あの課題の技術的真意がここで理解できました。





まだまだどうなるか分かりませんが、コレクションに入れるよう頑張ります!





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つづく。。。







t's too hot in Fukui.....

I was weak in summer.

But since I know the winter severity, it's better than winter season (^^)



By the way i've been making my prototype model every weekend.

My boss checked to correct each time.



And I started to draw the 3 dimension design from last month.

I understood that design stroke is very effective for 3 dimension drawing.



I will do my best!!








tamura



青山光学と青山眼鏡

こんにちは。今日は噂の“アレ”をご紹介いたします。





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すでにいろいろなショップ様のblogなどで紹介されていますが、先日の展示会で参考出品として発表しました、レンズメーカーの青山光学さんとのコラボモデルです。



FA-085(ステンドグラス)の無理難題レンズを引き受けてくれたのが青山光学さんであり、それがきっかけで「何か面白いことをしよう」ということで今回このモデル制作に至りました。



4カーブの一眼レンズに一定の間隔で円をくり抜き、そこにカラフルなレンズを入れたものを一周輪になるように組んであります。つまり、レンズにレンズを入れてあるんです。

内側にはこれも一眼レンズで作ったサングラスのフロントを合わせ、900のテンプルを付けてあるので実際掛けられるようになってます。



今回制作は全て青山光学の横山さんで、デザインとディレクションがFACTORY900です!



「売ってください!」という強者もちらほら・・・笑





あくまで参考出品なのですが、常にこんなことをやっていきたいですね!!!







tamura







This time, I would like to introduce our special model at spring exhibition.



This is the special collaboration model Factory900 with Aoyama Kogaku.

It is made of all lens material!!





[Aoyama Kogaku is]








株式会社青山光学



自分たちに何ができるのかを常に考え創造していき、単なるOEMではなく共に創り上げていくという行動理念。それを裏付ける確かな品質と精度。

難加工であっても単純な加工であっても手を抜かず、一つ一つこだわりを持って作製し、そこに新たな価値やスタイルを開拓していく。

普段はブランドの裏に隠れ表に出る事は少ないのですが、決して時代に媚びず、製品の中に確かに存在する青山品質。



熱血指導〜田中先生〜

こんにちは。





昨日は業務後に、田中先生に泥バフの指導をマンツーマンでしていただいていました。



泥バフはこれまでもやっていたのですが、もう一度しっかりと基本を見直し、より精度を高めていくというのが今回の目的でした。



バフの当てる角度、方向、強さ、動かすスピード、泥の粘度、、、



まだまだ経験不足なので、田中先生のいう『手で感じる』というのが非常に難しいです。。



常に向上心を持って取り組んでいきます!





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泥をすくってバフにつけるやつです。木べら?正式名称がわかりませんが、左がビフォアーで右が使い続けた青山さんの・・・さ、さすがです!笑







tamura



プロト作り

こんにちは。先日の田中さんの日記では伝わり辛かったかもしれませんが、ものすごーーーーーく雪降りました。そしてびっくりするくらい積もりました!!!



週末は、久しぶりの気持ちが良いくらい晴天になったのですが、本日また雪です。。。



そんななか土曜日は工場にこもり、プロト作ってました。



半分だけ作り・・・





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鏡で合わせるとこんな感じです。



う〜ん・・・まだまだ全然。。。



頑張ります!!!







tamura