作業風景


こんにちは。


わりと数がまとまったOEMの仕事が一段落し(僕のとこは)、午後からまた900のリピート分の作業再開です。


「組立」


ざっくり言うと、フロントとテンプルを繋げる作業です。別々にガラ(バレル研磨)から上がってきたそれらをフライスと呼ばれるカッターで切削し、フロントにはバネ丁番を付け、左右のテンプルをネジで繋げていきます。

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いろいろと手間のかかる行程なのですがいまいち伝わりづらいので、所々写真撮りながら進めてみました。(こういう時に作業の相方がいてくれたらなとつくづく思います。。)

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FA-208が上がってきました。25枚分のパレットに並べます。

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切る量、角度はモデルによってそれぞれですが、やりながら覚えていった自分の“感覚”で位置を決めていきます。

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モデルによっては分度器を使い、1°単位で角度を決めたり、0.1mm単位で長さを調整したりもします。

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左右切り、切削時についた削りカスや丁番に干渉するゴミを綺麗に落とします。

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新型量産時などは一日に数百枚組み立てるので、上の大きな電ドラ(電動ドライバー)を使います。ギュインといってくれるのですが…難しい!未だに上手く使いこなせないので、結局最後は手回しで仕上げます。

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開きはちゃんと出るか、バネ丁番は機能しているか、サイドから見た時の平行はとれているか、全てチェックし、良ければこれで進めていきます。

それでも、まとまった数で動く時は途中途中でチェックを入れていきます。切ってしまったものは元に戻せないので、慎重に、且つスピードを意識して進めていきます。


書いていて気づいたのですが、フロントの加工を省略していました汗。

フロントはフロント専用のフライスで切り(同じように長さ等調整しながら)、バネ丁番を組み込んでいきます。これも何十、何百枚とやっていると…さすがに嫌になりますよ。笑

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そんな時は作業台の前の窓を開け、一息。

これからの時期は“見たことない”虫たちが大量に不法侵入してくるので、夕方以降はビクビクしながら開けます。



現場での作業は大変ですが、楽しみに待ってくれているユーザーさんの為に頑張ります。

僕もその一人だったので。



今日はこんな感じです。



それでは!



tamura