新型を2型出荷します


こんにちは。


FACTORY900 2016 Autumn Collection から、FA-331,FA-332 を本日出荷いたしましたのでお知らせします。

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FA-331 col.001
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FA-332 col.001


新型第一弾は、新品番「330番台」から兄弟型、331と332。

我々の呼ぶ“兄弟型”とは、2004年にFA-091,092、2006年にFA-201,202のような、共に品番末尾が「1」のオーバル型と、「2」のスクエア型の連番になったモデルのことをそう呼んでいます。

特徴は、『フラットの立体』。

大きく巻き込んだフロントカーブで顔を覆うような立体造形…というのが大文字900の特徴の一つでもあり、きっと多くの方がそうイメージするのではないでしょうか。しかし、この2型に関してはフロントの巻き込みが少ない「フラット」という真逆のスタイルで仕上げました。

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FA-331
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FA-332

「フラット」に戻すことにより、得意とするリム内側への掘り込み「テレビジョンカット」をより効果的に表現しています。

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FA-331
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FA-332

両モデル共、標準搭載のCRクリアレンズは5カーブが入っております。
近年のモデルは4カーブが主流となっていましたが、今回5カーブにすることによりなだらかなフレームカーブとの一体感を重視しました。これによりフローティング部分はリムを内側へ掘り込んだ効果により、見ていて「心地良い空間」が生まれました。

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写真でお気づきの方もいるかもしれませんが、極端なブリッジのせり出しもありません。単純な切削面も、このモデルの飾らない良さだと思っています。


それぞれのカラー展開が以下となります。各6色です。


FA-331
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上から001黒、147茶ササ、233ボルドー/赤柄
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425グレー、666クリアイエロー、840クリアグレー


FA-332

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001黒、147茶ササ、214ビール茶/黄柄
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279クリアピンク、425グレー、880キハク



話しが少し戻りますが、同じ兄弟型である091,092や201,202は、900史に一時代を築いたモデルです。

その091,092を今年、生産終了としました。

つくり続けていてももちろん売れていくモデルだと思っていましたが、強い言い方をするとここで過去を一度リセットし、「新たなスタンダード」を提案したかったのです。


この記事の3番目4番目の写真は、撮っていてFA-204を思い出しました。
書いている内容もどこかその当時のモデルのことのような感じです。


900史の中での“クラシックスタイル”で、我々は世間の“クラシックスタイル”に挑みます。



2016「The NEW.」第一弾、是非お店に足を運んでみてください。



それでは。



tamura


 


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