新型紹介 FA-069

こんにちは。今朝は秋晴れの気持ちの良い朝でした。こんな日は連休初日ということもあり、行楽地は激混みなんでしょうか…汗。。





さて、ようやく新型写真の整理ができてきましたので、まずは今期の僕の新型から紹介いたします!



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FA-069 col.663



展示会後、各ショップさんのブログやTwitter等でちらほら見かけた方も多いと思いますが、今年はこんな感じです!正確には「今年も」かもしれませんが笑。





去年のモデルFA-068で最重要視した“ごつさ”ですが、今年はこれの更に上をいく“ごついメガネ”を目指し動き出しました。





①丸み



068は枠全体にエッジが立ち、ツノ(ブリッジ)も攻撃的に前に出した為“ごつさ”の中にキレのあるスピード感が生まれました。そして今回の069ではそれの真逆をいく、枠全体に“ぼってりとした丸み”をつけ、違うごつさを表現しています。1歩先というよりは、1、2歩下がった位置での新しさを見出しました。



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②正面



069はテンプルにも丸みをつけました。これはフロントの丸みをテンプルにまで繋げたかったということと、069でもう一つ重要視したかった“真正面からのかっこよさ”を意識した為です。

069はテンプルを、実用性を考えたうえでのギリギリまで太くしてあります。縦に太く平らなテンプルだと、正面から見た時にフロントとの繋がりが故に、両サイド縦に真っ直ぐストンと落ちるのが目立ってしまいます。

全体に“丸み”をつけたいと考えた時に、僕はどうしてもこれを解消したく、今回はテンプルにも変化をつけました。



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※カラーレンズはサンプルです。



両サイドに丸みがつき、理想的なカタチに近づきました。





レンズは4カーブの設計です。これはやはり変えたくなく、僕のような強度数の方でも度付きで使用することが可能です。あと、若干ですが枠の内側のカーブを緩くしました。

068は二重カーブを強く意識した為、内側のカーブが深く顔のサイズに合わないという声を多方面からいただきました。069はやや広めに設計したので、無理なくかけられると思います。





今回も好きなものを好きなように作らせてもらいました。しかし、今秋のコレクションは細身のものが多くなり、その中でFA-069というボリュームのあるものが作れたことで「存在感」はアピールできたと思っています。

青山さんにはいろんな意味を含めて「(068より)下手くそになった」と言われました。



この言葉をどう解釈し、理解していくために、また来年に向け動き出します。





発売はまだ先ですが、トランクショーなどで見かけた時は是非手にとって見ていただけると嬉しいです!







では、現場へ戻ります。







tamura



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